2018/11/02
全日本学生選手権大会(インカレロード) 2018 明治大学帯同
2018 全日本学生選手権大会(インカレロード) 優勝した明治大学の帯同
全日本学生選手権大会(インカレ) 2018年8月30日~9月2日
明治大学 体育会 自転車部のロードレース帯同をさせていただきました。
トラック競技では団体総合2位、残りのロードレース結果次第では、、、と言う気合いの入ったレース。
明治大学は4年の野本空選手(2016年インカレ優勝)を筆頭に3年の竹村拓選手がどこまで上位に入り込んでいけるかが勝負の分かれ目、そして花田選手、松村選手、池西選手、梅本選手、小林選手、青木選手と出場メンバー全員が流れを作っていけるか。
レース3日前から長野県美麻で合宿をしていた選手たちと合流してマッサージを開始。
疲労が溜まって筋肉や骨格が固まってしまっている選手たち。
初日は長距離班の4人、そして池西選手の施術マッサージを。
2日目からは全員のオイルマッサージをして調整。
施術マッサージはオイルマッサージより痛い。
施術マッサージは疲労により固まっている筋肉をほぐし、骨格を整えていく。
オイルマッサージは血流を良くして筋肉の状態を良くする。
施術マッサージの痛みや筋肉刺激が残ってしまう場合もあったり、緩めすぎのため人によって力が入らなくなってしまう場合があるので出来れば3日前までに行うのがベスト!
ましてや今までマッサージしたことのない選手は尚更です。
メンテナンス、コンディショニング、ケアをさせていただいてレースに出場する。
ある意味、言い訳のできないような状況を作ってのレース。
レース当日は少し肌寒い朝。
アップする前に温めるために足をスタートアップオイルでマッサージをする。
選手たちは緊張し先頭モードに入っている。
鳴らされたスタートピストル。
序盤からアタック合戦が始まり、その逃げに反応する。
梅本選手の逃げに対する気持ちが強かったのか、序盤の逃げ10名ぐらいに入った。
各大学ほとんどが入っている。
周回を重ねる。
力の差なのかレース中盤からこの逃げの先頭集団が少しずつ崩壊していく。
残り5周には後続集団に飲み込まれて振り出しへ。
力を蓄えていた各学校のエースが反撃を始める。
次々と削られDNFになっていく選手たち。
残り2周になると先頭集団は10名ほどになり、そこから野本空選手が単独でアタック。
集団と野本選手の差は徐々に開く。
残り1周には1分以上の差をもって野本選手単独で入ってきた。
確定だろうと思ったその5分後、前年度チャンピオンの日本大学 武山晃輔選手が猛スピードで追走してくる。
15秒まで縮められるも最後は明治大学 野本空選手が優勝に輝いた!
優勝 野本空選手
21位 竹村 選手
30位 花田 選手
DNF 松村選手、池西選手、梅本選手、小林選手、青木選手
次期主将となる竹村選手
総合でも2位を死守した明治大学 体育会 自転車部!
マッサージャーとして帯同をさせていただいた選手が優勝を飾った!
とても素晴らしい経験をさせてもらいました。
本間監督を始め選手(短距離班・中距離班・長距離班)、OBやスタッフの皆さんの結束力が素晴らしかった!
その一員として携わらせていただいたこと、本当に嬉しかった。
ありがとうございました。