ツール・ド・とちぎ
Team UKYO マッサージャースタッフとして帯同。

2019年3月22日～24日の３日間で行われた「ツール・ド・とちぎ」のマッサージャースタッフとして3月18日～25日まで帯同してきました。
Team UKYOの2019年度のUCI初戦のレース。
勝利のために3日前の18日から栃木入りして調整をして来ました。
エースはRaymond、それを畑中選手、横塚選手、Robbie選手、Sam選手、Benjami選手のみんなでアシストをする。
第1ステージは個人タイムトライアル、第2ステージからの集団ゴールを考えたら1秒1秒が大きく左右する。
そのアドバンテージをどう守り、総合順位を守っていくのか。
Team UKYOはこの第1ステージで数秒のハンデを背負ったが、第2ステージから怒濤の反撃、チーム力を見せ付けた。
レースの流れ、状況に応じてプロトンを支配する。
それは先頭を高強度の力で引く、一人一人の個々の力、強さが求められる。
確かに一人一人強いが横塚選手はこういうときほど力を発揮する。
「チーム力」

第2ステージでRaymond選手が2位になり、総合順位を狙える位置になって、最終第3ステージ。
ここで中間スプリントを取って、ステージ優勝をすれば上手く行けば総合が狙える。
難しい戦いかもしれないが、それを狙うためにチームがある。
それを信じてチームは戦う。
第3ステージ、最初のスプリントポイントでRaymondが2位に入り総合が見えてくる。その後に逃げができてそれをマトリックスがコントロール、そのコントロールも上手く行かなく先頭集団と微妙なタイム差のため早くからゴールへ向けてのペースが上がった。
またもや集団はひとつに、そこから山岳でアタックがかかり集団はバラバラ。最後のゴール前には11人の集団となりそこからのゴールスプリント。
Team UKYOからはRobbie選手とRaymond選手が入っていた。強力な2人。
Robbieのアシスト、Raymondのゴールを狙うスプリント力。
優勝！個人総合優勝も手に入れた！

私はアフターフォローのためゴールシーンは見れなかったが、Raymondが優勝！と、アナウンスされているのを聞いて一人で興奮していた。

Team UKYOのスタッフとなりUCIレースでの初めての総合優勝。
こんなに強いチームのスタッフとして携わらせてもらっている。
選手の体のコンディショニング、ケアをしている。
とても誇らしいことです。

もっとレースの流れを把握して選手の負担を取り除いていけるスタッフとなれるようこれからも頑張っていきます！

Photo: Satoru Kato

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